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検出部
シンチレーターとして"HAPPY SCINTILLATION PROJECT"さんのCsI(Tl)を使いました。
ピーク波長の点では若干のミスマッチですが、帯域が広く問題ないようです。
デバイダ、プリアンプなどの試行錯誤の結果、なんとか実用レベルの分解能となりました。
直線性は良くありませんが「セシウム検出」に限定するならば実用可能と思われます。
750mlマリネリと鉛遮蔽の組み合わせで30Bq/kgが見えるのではないかと予想。
写真・回路図等
光電子増倍管とCsI(Tl)シンチ結晶
検出部外観
検出部内部
検出部
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動画
プリアンプ出力波形 @オシロ
取得データ例
- MCAソフト: PRA 4.3.1
- サウンドボード設定: サンプリング96kHz、レベル15、マイクブースト0dB
- BG遮蔽:なし
セシウム密封線源0.1μCi
クリックして詳細を確認(SPViewer)
補足
- ロシア製PMT(光電子増倍管)"ФЭУ-69"(FEU-69)
- CsI(Tl)シンチレーター結晶(10mm*10mm*10mm)
- PMTはeBayでロシア・ウクライナより直接購入、その他はヤフオクや大阪日本橋の電気街にて。
- PMTとシンチ結晶が収まる検出器先端部は0.3mm銅版と半田付けで工作しました。
- アルミテープ等でケースの遮光を完璧にして下さい。
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