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RTTYデモジュレータ


NE565N

RTTYに使うデモジュレータを作ってみました。今回製作したのは最も簡易なPLLタイプです。
動作イメージ

動作イメージ

そもそも「デモジュレータってなんぞ?」と言う話ですが、「低周波のピロピロ音」から「0101のデジタル信号」に変換する工程がデモジュレート(復調)で、 無線で伝送する場合のノイズ・混信・フェージングの影響をいかに排除して綺麗な2値の信号を取り出すか、というところでいろんなメーカーやアマチュアが性能を競っている部分です。
rtty terminal

回路

Harry Lythall氏(SM0VPO)がイギリスにいたころ作って活用していたと言うことで回路が紹介されています。
デモジュレータ・パーツ

とりあえずパーツ

日本橋で一気にそろえた。でも、電源用の電解コンデンサを買い忘れたので結局秋月通販を使う。
テスト中

とりあえず失敗

パソコンからトーン信号を流し込んで様子を見てみるが全く動く気配がない。

サイトの説明を読んでみると「無信号時のNE565の4,5番ピンの信号を1360Hzに調整する。」とある。カウンターで周波数を確認すると3kHz-10kHzの値で完全に圏外。

同じ565でもLM565とNE565では外付けCRの値が違ってくるんですよね。LM565を買ってしまった。"NE"565を買いましょう。
IC換装

また失敗

"LM"565から"NE"565に換装、発振周波数は4kHz-11kHzになり、余計にずれました!ICの問題ではなかったようです。
回路図

回路図を疑う

同一タイプのデモジの回路例を数種類比べてみると、どうもCの値が小さい感じがする。"10nF"は"50nF"の間違いかな?
47nFを並列

Cを足してみる

"47nF"(473)を並列に。
正常に発振

正常に発振

可変範囲は700Hz-1900HzでばっちりOK。1360Hz設定OK。

動作テスト1

MMVARIでAFSK信号を発生して入力してみました。復調動作OK。

動作テスト2

オペアンプの出力が±8VなのでRS232Cと互換性があり、PCに簡単に接続出来ます。

JK1VXE局の汎用ターミナル"BAUDTERM"でデコード。ばっちりでした!

動作テスト3

次に実際の交信を受信してみました。

回路規模からして当然ですが、混信やノイズに対する耐性は低いです。S9クラスの信号は綺麗にプリントします。
回路補足

補足1

機械式プリンタを動かす訳ではないので、必要な部分だけ作りました。信号モニタのLEDは追加で入れました。
RS232C端子

補足2

RS232C端子との接続。