<- BACK

簡易スペアナ"GigaSt"


スペアナ導入

プロ用のスペアナを新品購入しますと、車が買える値段になってしまう訳ですが、今回購入したPC用スペアナアダプタ"GigaSt v5c"は、トラッキングジェネレーター付きでたったの29,000円。
GigaSt V5

送られて来るもの

現バージョンは「完成品基板」の状態で提供されます。
GigaSt V5

準備作業

ユーザーサイドでの必須作業は「ケースに収める」「専用ソフトウェアのインストール」の2点。
SMA-BNC変換コネクタ

変換コネクタ

入出力コネクタは"SMA"ですので、BNC変換コネクタがあると便利です。
スペアナ画像

動作確認

お決まりの動作確認方法「テレビ電波」、私もやってみました。

共聴用設備からマンションの各部屋に分配されている信号です。センター433MHz、アマチュアバンドも関係なくケーブルテレビの信号がぎっしりと並んでいます。

こいつら微妙に漏れ出して来て、とてもうっとおしいのです。室内ハンディーですとスケルチが閉じません。
アッテネーター

QP-21スプリアス特性

次にやってみたくなるのが「送信機のスプリアス測定」。でも直接つないではいけません。

40dB程度のアッテネーターを準備しましょう。
スペアナ画像

結果

お!いい感じで見えてますよ。アマチュアには十分な性能でしょう。

注)縦軸(dB)の正確性は保証されていません。
スペアナ画像

バンドスコープ

高級トランシーバー等に搭載される「バンドスコープ」的なことができるかも?と思い実験してみました。

7メガのアンテナを接続します。午後7時ごろ、隣接バンドの強力な放送波の存在が確認できます。

残念ながらアマチュアバンド内の細かい様子はわかりません。この用途では感度・分解能が足りません。

感度不足はプリアンプで対処可能ですが、分解能15kHzというのがネックになります。
LC測定アダプタ

微小インダクタンスの測定

LCRメーターも安くなりましたが、1μH以下の微小インダクタンスまで測れるものは少ないようです。

スペアナのTGをオンにしてLCの共振周波数を測定すれば、そこからインダクタンスを逆算できます。

ディップメーターでよく使われる手法ですね。
スペアナ画像

結果

既知のキャパシタ22pF、共振周波数は62.7MHzです。

素性不明のコイルは約0.29μHであることがわかりました。