「やさしお」の測定例
測り方の基本
・試料はカリウム塩「やさしお」180g
・測定モードは「МД」を使用します。
・試料との距離は5-10mmを保持します。
①筐体裏の蓋を閉じて計測します。
測定値が「0.018」の場合、「Nγ = 18」を記録します。
②筐体裏の蓋を開けて計測します。
測定値が「0.049」の場合、「Nγ+β = 49」を記録します。
③筐体裏の計算式(1)により計算します。
q = 0.5*(49-18) = 15.5(particles/cm^2・min)
※１回だけの測定では、検出限界"10"と規定されています。
検出限界以下の場合は、測定結果"ND"となります。
より正確な値を求めるには複数回計測して平均値を使うとよいでしょう。
①蓋を閉じて５回計測します。
0.011
0.015
0.013
0.012
0.017
平均0.0136
Nγ = 13.6
②蓋を開けて５回計測します。
0.060
0.057
0.078
0.056
0.065
平均0.0632
Nγ+β = 63.2
③筐体裏の計算式(1)により計算します。
q = 0.5*(63.2-13.6) = 24.8(particles/cm^2・min)
※複数回計測の場合、値が正確になると同時に、検出限界も下がります。
同様にもう一回計測してみました。
①蓋を閉じて５回計測します。
0.019
0.016
0.016
0.016
0.015
平均0.0164
Nγ = 16.4
②蓋を開けて５回計測します。
0.056
0.060
0.063
0.054
0.049
平均0.0564
Nγ+β = 56.4
③筐体裏の計算式(1)により計算します。
q = 0.5*(56.4-16.4) = 20.0(particles/cm^2・min)
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