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旧ソ連 どこかの工場 ANRI-01 SOSNA
★★★★★ お気に入り度
★☆☆☆☆ おすすめ度 (マニアック過ぎるので^^)
主な特徴・印象等
- 1台であらゆる用途に対応でき、現在の基準で見ても総合力は高い。
- 基板3枚、鉛遮蔽板2枚、裏側は開閉式、ずっしり重たいボディ。
- かなり厚みがあるが、手に馴染む大きさで操作感は良い。
- ガイガー管×4本モデル(主に初期のもの)と2本モデルがある。
- 外部プローブ接続端子により軟ベータやアルファまで対応できる。(接続例はこちら)
- 「МД」モードと「Т」モードの2つの測定モードを持つ。
- 「КОНТР」ボタンでカウンタ機能のセルフチェックができる。
- 電池電圧が7V以下になると連続ビープ音で知らせる。
- 液晶のトラブルが多く、現在の中古市場では不良品率が高い。
- 「МД」モード
スタートボタンを押して約20秒で空間線量率(mR/h)を表示、終了時にビープ音、自動繰り返しなし。
測定範囲は0.010-9.999(mR/h)
※筐体裏の計算式(1)によりβ線粒子束密度(particles/cm^2・min)を求めることができる。
測定範囲は10-5000(particles/cm^2・min)
カリウム塩「やさしお」では15-25(particles/cm^2・min)程度の値になります。(測定例はこちら)
ロシアの貨物検査の基準では「10(particles/cm^2・min)以上で除染が必要」とのこと。
- 「Т」モード
連続動作、トータルカウント数表示、10カウントに1回のビープ音で汚染をサーチ。
測定範囲は1-9999(counts)
※筐体裏の計算式(2)により液体のセシウム137汚染度(Ci/l,Bq/l)を求めることができる。
標準測定時間10-30(min)で測定範囲は3700-37000(Bq/l)
表示のばらつきの様子
- 「МД」モード、1サイクル20秒×手動繰り返し80回[2012年4月24日、吹田市自宅]
平均0.015mR/h
- 「Т」モードでより安定した計測をする。
動画
- 空間線量測定と線源に対する反応
- 「Т」モードで微小な放射線を測る
補足
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