<- BACK

AX.25 HFパケットデコーダ


AX.25の基礎実験new

「AX.25」はAPRS(自動位置情報通知)やアマチュア衛星でよく使われているプロトコルです。

元になったのは「HDLC」から派生した商用の「X.25」で、それをアマチュア無線用に改良したものです。

動画はHFパケットのサンプル信号をデコードしRAWデータをシリアルに出力しているところ。
arduino code

CODE

v1.51 DOWNLOAD(.zip)

LINUXにも標準インストールされているプロトコルですし、優秀なライブラリもすぐに見つかるでしょうが、ここは勉強のために自分で書いてみました。

理論は複雑ではないですが、それをどうやってコードに落とし込むかはかなり試行錯誤しました。結果、十分安定動作するものが出来たのでよかったです。
AX.25 UIフレーム

DCF39/49とは様子が違う。

DCF39/49パケットをスピードアップして制御信号をちょこっと変更すれば「はいAX.25完成!」とはいかないんですね。残念!

同期の取り方が全く異なり、NRZI符号化という新しい概念も出てきます。商用プロトコルの中では逆にメジャーで必須の項目なので勉強しておきましょう。

SONODA Takehiko氏の日本語解説がこちら
NRZI符号化

NRZI符号化のイメージ

NET105

その他のデコード例

KiwiSDRでアメリカの"Network105"を覗いてみると多くのビーコン電波が確認できました。日本含むアジア圏ではHFパケットのアクティビティは低いようです。

Network 105
14105kHz LSB 1600/1800Hz
Parsed AX.25 Packet

パケットの切り出しと解釈

フラグで囲まれた部分をパケットとして切り出し、その構造を解釈して表示。

左画像はMixW2で生成したビーコンをデコードしたもの。

参考コード
Parsed AX.25 Packet

その他のデコード例

左画像はSoundModemと比較しながらアメリカの"Network105"をワッチしているところ。

AX.25「構造観察プログラム」としてはなかなか面白いものが出来たんじゃないかと思います。